リプリー(Ripley)は、アメリカ合衆国オハイオ州南西部、ブラウン郡に位置する村。シンシナティの南東約80kmに位置する。人口は1,745人(2000年国勢調査)。タバコの生産で支えられているこの村では、毎年タバコ祭りが開かれる。 リプリーはオハイオ川に面している。南北戦争前、オハイオ川が北部の自由州と南部の奴隷州を分ける境界線であったことから、村は地下鉄道の重要な拠点のひとつであった。自由を求めてオハイオ川を渡り、リプリーにたどり着いた黒人奴隷たちは、この村の家にかくまわれ、さらに北へと旅立っていった。