リディア・トンプソン (英語: Lydia Thompson、1838年2月19日生 – 1908年11月17日)は、イングランドのバーレスクパフォーマー、ダンサー、コメディアン、女優、舞台プロデューサーである。多数のバーレスクに出演したスターで、ヴィクトリア朝のバーレスクに残した足跡の大きさゆえに「バーレスクの女王」と称される。 1850年代、十代の頃からまずはイギリスで、次は大陸ヨーロッパでダンスやパントマイムの演者として舞台に立った。その後、ロンドンの舞台でバーレスクのダンサー及び女優としてトップスターになった。1868年には自らのカンパニーであるブリティッシュ・ブロンズを率いてヴィクトリア朝のバーレスクをアメリカ合衆国に紹介し、大きな称賛を浴びるとともにそのスキャンダラスな演目で悪名も博した。1890年代にはキャリアが下り坂になったが、20世紀初頭まで舞台に立ち続けた。