「ラ・ムスメ」(フランス語: La Mousmé)は、フィンセント・ファン・ゴッホにより1888年7月に描かれた肖像画。油彩画 (F431, JH1519)。同時期に描かれた素描3点も残されている。 「ムスメ」(娘)とは、ゴッホがピエール・ロティの『お菊さん』を読んで知った日本語である。この絵のモデルはアルルの少女であるが、ゴッホが異国である日本の少女のイメージを投影してこの絵のことを手紙の中で「ムスメ」と呼んだことから、一般にも「ラ・ムスメ」(「ラ」はフランス語の冠詞)と呼ばれている。