ラ・マンチャ(スペイン語: La Mancha)は、スペイン中央部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州に所在するワイン産地。スペインワインの原産地呼称制度であるデノミナシオン・デ・オリヘン(DO)では「原産地呼称」(DO)に指定されている。182自治体からなり、12自治体はアルバセテ県、58自治体はシウダ・レアル県、66自治体はクエンカ県、46自治体はトレド県にある。2010年時点のブドウ栽培面積は168,119ヘクタールであり、世界最大級のブドウ産地である。原産地呼称資格のある畑は産地全体の半分以下ではあるものの、オーストラリアのブドウ畑の総面積よりも広い。 1966年に設立されたラ・マンチャ原産地呼称統制委員会には、2010年時点で17,638のブドウ生産者、276軒のワイナリーが登録されている。ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会の本部はシウダ・レアル県に置かれている。