ラップ・レイジ(wrap rage )とはヒートシール加工したプラスチックのブリスター包装やクラムシェル包装などのパッケージをうまく開封できないときに感じる激しい怒りやフラストレーションのことで、2000年代に登場した比較的新しい言葉である。消費者は商品を開封するときの道具あるいはパッケージそのもので指を切ったり手首をひねったりして年間に何千回もの怪我をしているため、要望に応じて開けやすい仕組みを導入することはエンドユーザーにとっての利便性の向上につながる。