ユーゴー・マリー・ド・フリースまたはヒューホー・マリー・デ・ヴリース(Hugo Marie de Vries、 1848年2月16日 - 1935年5月21日)は、オランダの植物学者・遺伝学者。なお、ドフリスと呼称している日本の理科の教科書もある。オオマツヨイグサの栽培実験によって、1900年にカール・エーリヒ・コレンスやエーリヒ・フォン・チェルマクらと独立にメンデルの法則を再発見した。さらにその後も研究を続け、1901年には突然変異を発見した。この成果に基づいて、進化は突然変異によって起こるという「突然変異説」を提唱した。