ユナイテッド航空585便墜落事故(ユナイテッドこうくう585びんついらくじこ)とは、1991年3月3日に発生した航空事故である。発ステープルトン国際空港経由コロラド・スプリングス空港行きだったユナイテッド航空585便(ボーイング737-291)がコロラド・スプリングス空港滑走路35への最終進入を行っていた際に、方向舵がハードオーバーした。機体は制御不能に陥ったため、急降下し墜落。乗員乗客25人は全員死亡した。 国家運輸安全委員会(NTSB)は当初、事故原因を特定することができなかったが、同様の事故(USA427便、SGR517便)により、ボーイング737型機のラダー・パワー・コントロール・ユニット(PCU)の欠陥が原因だと結論付けた。