ヤッコエイ(奴鱏、Neotrygon orientalis)は、アカエイ科に属するエイの一種。 体色は黒色に縁取られた白から青みがかった淡色斑がある。両眼間隔域に広がる特徴的な模様のため、本種を含むヤッコエイ属は、英語でMaskrayとも呼ばれる。最大体盤幅(Disk width)は約42cm。ペットとしてTaeniura lymmaと区別されずに取引されるが、ヤッコエイの方が大きく体盤が菱形であるのに対し、T. lymmaは色彩が鮮やかで体盤が丸いことで区別できる。寿命は最大18年と推定される。餌は魚介類。天敵はシュモクザメやシャチ。主に東南アジアや台湾、日本では太平洋沿岸、島嶼域で見られる。様々な寄生虫が知られている。