モゲ・カトン(モンゴル語: Möge qatun、生没年不詳)は、モンゴル帝国第2代皇帝(カアン)オゴデイの后妃の一人。東部天山山脈に住まうメクリン部の出身。 『元史』などの漢文史料では昂灰(ánghuī)、『集史』などのペルシア語史料ではموکای خاتون(mūkāī khātūn)と記される。ペルシア語表記に従い、ムカイ・ハトゥンとも表記される。