『メトロノーム』(Metronome) は、1881年から1961年にかけて刊行されていたアメリカの音楽雑誌。 この雑誌は、最初期にはマーチングバンド、次いでダンスホールなどの伴奏バンドのミュージシャンたちを主な読者としていたが、スウィング時代以降は、もっぱらジャズ音楽ジャンルの愛好家たちに訴求する内容に焦点をあてるようになっていった。同誌で活躍した特筆すべき書き手としては、共同編集人であったレナード・フェザーとが知られており、マイルス・デイヴィスは彼らについて、ニューヨークでたった2人だけのビバップを理解している白人批評家だと述べている。この雑誌は、1961年に廃刊した。