メシエマラソン(Messier marathon )とは、アマチュア天文家によって行われる、一晩でメシエ天体をできるだけ多く見ようとする試みである。メシエ天体はメシエカタログに掲載されている天体であり、メシエカタログは18世紀後半にフランスの天文学者であるシャルル・メシエによって作られた。メシエ天体は110個の遠距離天体(銀河・星雲・星団)から構成されている。メシエマラソンは、1970年代後半にスカイ&テレスコープやアストロノミーなどのアメリカの天文雑誌で紹介されてから人気となった。