『ムースの隠遁』(ムースのいんとん、Le Refuge)は2009年のフランスのドラマ映画。妊娠中の女優と映画を撮るのが長年の夢だったフランソワ・オゾン監督が実際に妊娠6カ月だったイザベル・カレを主演に起用した作品で、ドラッグ中毒によって急死した恋人の子をお腹に宿していることを知った女性が、田舎で隠遁生活を送る姿を描いている。 2009年9月16日にトロント国際映画祭で初上映された。日本では2012年8月4日から開催された「三大映画祭週間2012」で上映され、2013年4月3日にDVDが発売された。 フランスの人気歌手が映画初出演し、音楽も担当している。