ムハンマド・フセイン・タンターウィー・スレイマーン(アラビア語: محمد حسين طنطاوى سليمان, ラテン文字表記: Muhammad Husayn Ṭanṭāwī Suliman, 1935年10月31日 - 2021年9月21日)は、エジプトの軍人、政治家。陸軍元帥。ホスニー・ムバーラク政権下で国防大臣兼国軍総司令官、軍最高評議会議長を務め、2011年2月11日にムバーラクが大統領を辞任して全権を軍最高評議会に委譲すると、軍最高評議会議長として翌年6月30日まで国家元首の職権を代行した。ムハンマド・ムルシー政権が発足し民政に移行した後も国防大臣兼国軍総司令官、軍最高評議会議長職に留任したが、2012年8月12日に解任された。 人名の日本語表記について、日本国外務省がタンターウィと表記しており、日本語メディアではタンタウィと表記されることが多い。