マンチェスター・ボストン地域空港(マンチェスター・ボストンちいきくうこう、Manchester-Boston Regional Airport、IATA: MHT)は、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州南部にある空港。同州最大の都市マンチェスター、第2の都市ナシュア、および州都コンコードをカバーする。空港はマンチェスターのダウンタウンから南へ約5kmに立地し、その敷地はマンチェスター、および隣接するロンドンデリーの2市にまたがっている。2019年の旅客数は169万人で州内の空港で最大だった。ニューイングランド地域では5番目に位置する。 1927年に開港し、1997年には旅客数は100万人を突破した。2006年4月18日、ボストンの中心部から約80kmという近さをアピールし、発着便数の多いローガン国際空港を補助する空港としての役割も担っていけるよう、空港名をそれまでの「マンチェスター空港」から現称の「マンチェスター・ボストン地域空港」に改めた。 マンチェスター・ボストン地域空港は悪天候に強いことで評判が高く、開港以来、空港が閉鎖されたのは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の翌日および翌々日の2日間、全米の航空機の便を欠航とする非常措置が取られたときだけである。