マロティ=ドラケンスバーグ公園(マロティ=ドラケンスバーグこうえん、Maloti-Drakensberg Park)は南アフリカ共和国のウクハランバ・ドラケンスバーグ公園およびレソトのセサバテーベ国立公園を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。を含むドラケンスバーグ山脈の美しい自然景観や生物多様性、さらにはサン人たちが数千年にわたって残してきた数々の岩絵などの考古遺跡群という、自然・文化両面の価値が評価された複合遺産であり、グレート・エスカープメントでは最大の自然保護区を形成している。 2000年に登録された当初は南アフリカ共和国のウクハランバ・ドラケンスバーグ公園のみを対象としていたが、2013年にセサバテーベ国立公園が拡大登録されたことから、登録名称が変更となった。レソトにとっては初の世界遺産である。