マレーシア航空システム653便 (MH653)は、 マレーシア航空システム (MAS)が運航していた、ペナンからマレーシアのクアラルンプールへの定期便である。1977年12月4日の夕方、定期運航中であったボーイング737-200型機がマレーシアのジョホール州で墜落した。これは、現在公式記録がある範囲において、マレーシア航空 にとって死者が発生した初めての航空事故であった。93人の乗客と7人の乗組員の全員が死亡した。事故機は巡航高度に達するとすぐにハイジャックされた模様だが、ハイジャックとその後の墜落した状況は未だ判明していない。