マルクール原子力地区(マルクールげんしりょくちく、フランス語: site nucléaire de Marcoule)とは、フランス南東部、ガール県バニョール=シュル=セーズおよびからコドレ付近の、核施設が集中する地区である。 施設はローヌ川沿いにあり、アヴィニョンから上流30km、モンテリマールから下流65km、ニームから北東45kmにて交差する地点に位置し、周辺はワイン用のブドウ農園が広がっている。 マルクール地区の核施設は、フランス原子力庁の関連企業体である持株会社アレヴァの下で運営されている。