マリエル難民事件(マリエルなんみんじけん、あるいはマリエル・ボートリフト、英: Mariel boatlift)は、1980年4月15日から同年10月31日にかけて、キューバのマリエル港からアメリカに大量の難民が渡ったことによる一連の経済的・政治的危機のこと。これによって発生した難民のことをマリアリート (Marielitos) と呼ぶ。この事件の元凶はキューバ経済における不況にあるが、1980年在ハバナペルー大使館危機が大量の難民発生の引き金となった。