マズルカ ヘ短調 作品68-4(第49番(パデレフスキ版では第51番)、遺作)は、フレデリック・ショパンが死の年である1849年にパリで作曲したピアノ独奏曲。現在も残っているショパン自筆のスケッチを親交の深かったチェリストのオーギュスト・フランショームが筆写し、友人のユリアン・フォンタナの校訂により1855年に出版された。なお、ショパン自筆のスケッチ、フランショームの写筆譜ともにワルシャワのショパン協会に保管されている。