『マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー』(Michael Jackson's Moonwalker)とは、1989年にU.S. Goldより発売された各種ホビーパソコン対応ゲーム及び1990年8月25日にセガから発売されたアーケード用、メガドライブ用ゲーム。 自身がゲームファンであるマイケル・ジャクソンが監修を務めた、マイケルの主演映画『ムーンウォーカー』(1988年)をベースとしたゲーム。多くの子供たちを誘拐する暗黒組織に対し、マイケルが子供たちを救出するために立ち向かう。BGMや特殊攻撃にはマイケルの音楽作品やダンスが盛り込まれた。 アーケード版およびメガドライブ版は、マイケルがセガ運営のアミューズメント施設を訪れて気に入ったことがきっかけで、1989年にマイケルから自身を主人公としたゲームの制作を提案され開発が始まり、提示された構想内容を見たマイケルから「人を殺すような攻撃は望んでいない」などの意見を受け、約1年かけて制作された。 アーケード版とメガドライブ版は全く異なる内容であるが、どちらの版でもロボットに変身するのは、原作の映画終盤の演出からである。