ポイ(ハワイ語: poi、popoi)は、タロイモの球茎から作るポリネシアの主食を指す、ハワイの言葉である。ポイは、伝統的にはイム(地面を掘ったかまど)で蒸し焼きされた球茎を、木製のボード(パパクイアイ、ハワイ語: papa kuʻiʻai)にのせ、石製の打ち器(クイアイポハク、ハワイ語: kuʻi ʻai pōhaku)で粘りが出るまで叩きすりつぶすことによって作られる。すりつぶす時や食べる際には、液状あるいはパン生地程度の固さなど、好みの程度になるように水が加えられる。 サモアにおけるポイは熟したバナナとココナッツクリームから作るデザートのことを指し、タヒチのポイはバナナかパパイア、あるいはマンゴーをキャッサバとココナッツクリームで調理した甘いプリンのような料理を指すので、どちらもタロイモから作られたポイとは異なる。