ペーター・ゲーリング(Peter Göring, 1940年12月28日 - 1962年5月23日)は、ドイツ民主共和国(東ドイツ)の軍人。国境警備隊の隊員で、最終階級は上等兵(Gefreiter)。国境警備任務の最中にドイツ連邦共和国(西ドイツ)への脱走者を発見したゲーリングらはこれを銃撃したが、まもなく西ベルリン側の警察官らと銃撃戦に発展し、その末に殉職した。東独政府当局では、彼をベルリンの壁における死者の1人として顕彰していた。