プログレスM1-5は2001年にロシア連邦がミール宇宙ステーションを軌道離脱させるために打ち上げたプログレス宇宙船。ミール宇宙ステーションは15年の利用後、自然落下の途上にあり、潜在的に人口密集地体に落下する可能性も存在していた。ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)がこのミッションを行った。 ミールの問題による短い遅延があったものの、2001年1月に打ち上げられ、1月27日にミールと最後にドッキングを行った宇宙機となった。2001年3月23日のステーションの軌道離脱まで2ヶ月間ミールのクバント1モジュールに接続されていた。ミールはプログレスM1-5がドッキングしている状態で大気圏に再突入し、太平洋上で崩壊、燃え残りは6時0分(GMT)ごろに海上に落下した。プログレスM1-5の計画実行の初期段階では、問題発生時にミッションを完遂するため有人のの打ち上げ準備が行われていた。ミールが軌道から外す決定はRosaviakosmosに賞賛と批判の両方を集め、ステーション維持のための幾つかの運動が行われた。