ブラックバーン B-54(Blackburn B-54)とB-88は、第二次世界大戦直後の時期にイギリスの艦隊航空隊(FAA)向けに開発された艦載対潜哨戒機の試作機である。 これらの機体は中翼に配置した逆ガルウィングの主翼と首輪式降着装置を備えた通常の形式の単葉機であった。パイロットと偵察員は胴体頂部の長いキャノピーに覆われタンデムに配置されていた。B-54はレシプロエンジンで、B-88はターボプロップエンジンで二重反転プロペラを駆動し、レーダー操作板は長い胴体内爆弾倉の直後にある胴体後部の引き込み式レドーム内に収められていた。 フェアリー ガネットが選ばれたため本機の開発は破棄された。