ブビンガ (bubinga) は、ジャケツイバラ亜科 Guibourtia の中の、おそらく近縁な3種の総称である。熱帯アフリカ産の常緑広葉樹で、木材として利用される。現在ワシントン条約の附属書IIに登録され厳密な仕入先を調査/管理されている。 「ブビンガ」とはカメルーン由来の名である。別名に、エシンガン (Essingang、カメルーン)、ワカ (Waka、コンゴ民主共和国)、オベン (Oveng、赤道ギニア、一部日本語資料にある「オベシ」とはこれの誤植かもしれない)、エバナ (Ebana、ガボン)、ケバジンゴ (Kevazingo、ガボン)、アクーム (Akume、アメリカ)。(英: African rosewood)とも呼ばれるが、この名は他のいくつかの種を表しうる。