ブギス文字(ブギスもじ)は、インドネシアのスラウェシ島南部(南スラウェシ州)で主にブギス語を表記するために用いられるブラーフミー系文字。 横長の文字で、斜線を組み合わせた波のように見える字形を特徴とする。左から右に書かれ、アブギダに属するが、音節末子音を表記しない。 小学校でブギス文字を教えているが、現在は衰退して祭儀や尚古趣味的な特別な場合以外は用いられなくなっている。