『フェルナン・コルテス』(フランス語: Fernand Cortez )は、ガスパーレ・スポンティーニが作曲した全3幕からなるフランス語のオペラで、トラジェディ・リリック(抒情悲劇)と銘打たれている。初演時の題名は『フェルナン・コルテス、またはメキシコの征服』(フランス語: Fernand Cortez, ou La conquête du Mexique )。1809年11月28日にパリ・オペラ座にて初演された。エルナン・コルテスのメキシコ(アステカ帝国)遠征という歴史的事実を題材としたこのオペラはエキゾティックな雰囲気に包まれた大ロマンで美しく迫力のある曲である。