ファントム・コルセア(Phantom Corsair)は、1938年にアメリカ合衆国で製造された試作車である。6人乗りの2ドアセダンであり、ヘンリー・J・ハインツの孫のラスト・ハインツと、カリフォルニア州パサデナのコーチビルダーである社のモーリス・シュワルツが設計した。試作車を1台製造しただけで量産化されることはなく、そのために「失敗作」とされることもある。しかし、フェアドイン・フェンダーや低い車高など、未来的な特徴や見た目は、時代に先駆けるものだったと評価されている。