ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲(Trio pour hautbois, basson et piano) FP 43は、フランシス・プーランクが作曲したピアノ三重奏曲。1924年から1926年にかけて作曲され、1926年に初演された。 本作は作曲者自身がピアノを受け持ったパリでの初演で好評を博した。以降、演奏と録音に恵まれている。評論家たちは本作が有するモーツァルト風の趣向、作曲者自身のスタイルが表れていることに言及しつつ、曲の情感の深さを賞賛する。この作品はプーランク最初の室内楽の傑作であると看做されている。