ヒルナンシアン(英: Hirnantian)は、によって定められた地質学用語である、地質時代名の一つ。4億4520万年前(誤差140万年)から4億4380万年前(誤差150万年)にあたる、オルドビス紀の最後の期である。前の期は後期オルドビス紀を三分した中期であるカティアン、次の期はシルル紀の最初の期ラッダニアン。日本語ではヒルナント期とも呼ばれる。 ヒルナンティアンは寒冷な時代であり、当時の南極点付近に位置していたゴンドワナ大陸からは氷床の存在が確認されている。