ヒボドゥス(学名:hybodus)は、絶滅した軟骨魚綱の属。本属はゴミ箱分類群であり、かつてはペルム紀末から白亜紀末までの様々な種を含んでいたが、現在はジュラ紀前期から知られる2種のみが本属に含まれる。古生代後半から白亜紀初期にかけてヒボドゥス目は特に繁栄を極め、世界中の浅海や淡水域など様々な環境で見ることができたが、白亜紀には外洋からほぼ姿を消し、汽水域や限界海洋に追いやられた。ヒボドゥス目は白亜紀末の近くに絶滅を迎えた。