バンコク港(タイ語:ท่าเรือกรุงเทพ、英語:Bangkok Port)は、タイ王国のバンコクにある港。1997年にレームチャバン港に抜かれるまで同国最大の港であり、現在も同国第2位の港である。 バンコク港は、チャオプラヤー川左岸の河口から約30㎞に点在する岸壁で構成される港湾。公営のバンコク港は、クローントゥーイ港もしくはPAT、と呼ばれる箇所であり、船舶の着岸バースや税関事務所を始め、コンテナ・ヤード、保税倉庫等の施設がある。広義では、BMTやSCT等の私営コンテナ・ターミナルを含む。港湾の水深は8.5‐11mと浅く、入港できるコンテナ船の船型は喫水8.2m、船長172m以下と制限されている。