バエサ(Baeza)は、スペイン・アンダルシア州ハエン県のムニシピオ(基礎自治体)。2018年の人口は15,902人。南をグアダルキビール川、北をその支流のグアダリマル川に挟まれた山地であるバエサ丘陵(Loma de Baeza)の崖に位置している。 バエサの歴史は古代ローマ帝国時代の都市ベアティア(Beatia)にまで遡るが、現在ではスペインの諸都市の中でも、イタリア・ルネサンス様式の建築物が良好な保存状態で多く残る都市として知られている。2003年には、そうした建造物群が、類似の特色を持つ都市ウベダの建造物とともにユネスコの世界遺産に登録された。