ハートレー(hartley、記号 Hart)は、IEC 80000-13で定められた情報量およびエントロピーの単位である。本項目では関連のあるデータ量の単位であるディット(dit)またはバン(ban)についても説明する。 1ハートレーは、起こる確率が1⁄10の出来事が持っている情報量と定義される。 1ハートレーの情報量は、1桁の十進数(1ディットまたは1バン)によって記憶することが出来る。n桁の十進数(nディット)の各桁の数値が一様ランダムである場合に、その十進数が持つ情報量はnハートレーであり、各桁の数値が一様ランダムでない場合は、情報量はnハートレー未満になる。 ディットまたはバンはデータ量の単位であり、厳密にはハートレーとは異なる。バンの10分の1をデシバン(deciban)という。 別の言い方をすると、確率の逆数について、10を底とする対数(常用対数)を取ったものがシャノンである。2を底とする二進対数を使用したものをシャノン(shannon)、ネイピア数(e)を底とする自然対数を使用したものをナット(nat)という。ハートレー・シャノン・ナットの換算は以下のようになる。 1 hartley ≈ 3.322 shannon ≈ 2.303 nat

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  • ハートレー(hartley、記号 Hart)は、IEC 80000-13で定められた情報量およびエントロピーの単位である。本項目では関連のあるデータ量の単位であるディット(dit)またはバン(ban)についても説明する。 1ハートレーは、起こる確率が1⁄10の出来事が持っている情報量と定義される。 1ハートレーの情報量は、1桁の十進数(1ディットまたは1バン)によって記憶することが出来る。n桁の十進数(nディット)の各桁の数値が一様ランダムである場合に、その十進数が持つ情報量はnハートレーであり、各桁の数値が一様ランダムでない場合は、情報量はnハートレー未満になる。 ディットまたはバンはデータ量の単位であり、厳密にはハートレーとは異なる。バンの10分の1をデシバン(deciban)という。 別の言い方をすると、確率の逆数について、10を底とする対数(常用対数)を取ったものがシャノンである。2を底とする二進対数を使用したものをシャノン(shannon)、ネイピア数(e)を底とする自然対数を使用したものをナット(nat)という。ハートレー・シャノン・ナットの換算は以下のようになる。 1 hartley ≈ 3.322 shannon ≈ 2.303 nat (ja)
  • ハートレー(hartley、記号 Hart)は、IEC 80000-13で定められた情報量およびエントロピーの単位である。本項目では関連のあるデータ量の単位であるディット(dit)またはバン(ban)についても説明する。 1ハートレーは、起こる確率が1⁄10の出来事が持っている情報量と定義される。 1ハートレーの情報量は、1桁の十進数(1ディットまたは1バン)によって記憶することが出来る。n桁の十進数(nディット)の各桁の数値が一様ランダムである場合に、その十進数が持つ情報量はnハートレーであり、各桁の数値が一様ランダムでない場合は、情報量はnハートレー未満になる。 ディットまたはバンはデータ量の単位であり、厳密にはハートレーとは異なる。バンの10分の1をデシバン(deciban)という。 別の言い方をすると、確率の逆数について、10を底とする対数(常用対数)を取ったものがシャノンである。2を底とする二進対数を使用したものをシャノン(shannon)、ネイピア数(e)を底とする自然対数を使用したものをナット(nat)という。ハートレー・シャノン・ナットの換算は以下のようになる。 1 hartley ≈ 3.322 shannon ≈ 2.303 nat (ja)
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  • ハートレー(hartley、記号 Hart)は、IEC 80000-13で定められた情報量およびエントロピーの単位である。本項目では関連のあるデータ量の単位であるディット(dit)またはバン(ban)についても説明する。 1ハートレーは、起こる確率が1⁄10の出来事が持っている情報量と定義される。 1ハートレーの情報量は、1桁の十進数(1ディットまたは1バン)によって記憶することが出来る。n桁の十進数(nディット)の各桁の数値が一様ランダムである場合に、その十進数が持つ情報量はnハートレーであり、各桁の数値が一様ランダムでない場合は、情報量はnハートレー未満になる。 ディットまたはバンはデータ量の単位であり、厳密にはハートレーとは異なる。バンの10分の1をデシバン(deciban)という。 別の言い方をすると、確率の逆数について、10を底とする対数(常用対数)を取ったものがシャノンである。2を底とする二進対数を使用したものをシャノン(shannon)、ネイピア数(e)を底とする自然対数を使用したものをナット(nat)という。ハートレー・シャノン・ナットの換算は以下のようになる。 1 hartley ≈ 3.322 shannon ≈ 2.303 nat (ja)
  • ハートレー(hartley、記号 Hart)は、IEC 80000-13で定められた情報量およびエントロピーの単位である。本項目では関連のあるデータ量の単位であるディット(dit)またはバン(ban)についても説明する。 1ハートレーは、起こる確率が1⁄10の出来事が持っている情報量と定義される。 1ハートレーの情報量は、1桁の十進数(1ディットまたは1バン)によって記憶することが出来る。n桁の十進数(nディット)の各桁の数値が一様ランダムである場合に、その十進数が持つ情報量はnハートレーであり、各桁の数値が一様ランダムでない場合は、情報量はnハートレー未満になる。 ディットまたはバンはデータ量の単位であり、厳密にはハートレーとは異なる。バンの10分の1をデシバン(deciban)という。 別の言い方をすると、確率の逆数について、10を底とする対数(常用対数)を取ったものがシャノンである。2を底とする二進対数を使用したものをシャノン(shannon)、ネイピア数(e)を底とする自然対数を使用したものをナット(nat)という。ハートレー・シャノン・ナットの換算は以下のようになる。 1 hartley ≈ 3.322 shannon ≈ 2.303 nat (ja)
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  • ハートレー (単位) (ja)
  • ハートレー (単位) (ja)
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