ハリー・マース(Harry Maasz、実際にはMaaß、1880年1月5日 クロッペンブルク - 1946年8月24日 リューベック)は、ドイツの庭師、園芸家。 ドイツの造園界改革を指導した造園修景家の一人。マースは『屋外における空間術』という空間の構成を強調し新たな形式的な様式要素の原則を研究した成果の著でリズミカルな構成と空間の法則を述べる一方、計画にあたり目的に沿った観点を取るとともに遊戯用芝生の場合都市計画的機能と周囲の建築との関係を考慮している。自身の設計する庭園、分区園、公園や墓地の設計では建築的空間を明確に設定しつつ秩序付けをすることを第一義とした。