ハ80とは第二次世界大戦後期に三菱航空機が開発した航空機用ディーゼルエンジンである。 ハ80は陸海軍統合名称であり、海軍呼称は三菱研5号、陸軍呼称はハ300、社内呼称はD4(DはDieselの意)。 満州で生産の始まったフィッシャー油(液化石炭)を利用する長距離爆撃機用のエンジンとして開発が始まったが、戦局の悪化により試作段階で開発は中止された。