ノム・クリ(モンゴル語: Nom Quli、? - 1391年)は、チンギス・カンの次男のチャガタイの子孫で、大元ウルスで活躍したモンゴル帝国の皇族。『元史』などの漢字表記は南忽里/喃忽里/納忽里/那木忽里、『集史』などのペルシア語表記はنوم قولی(Nūm qūlī)。 セチェン・カアン(世祖クビライ)からハミル一帯の統治を任ぜられた豳王チュベイの嫡男であり、父の地位を引き継いだ。