『ネオノミコン』(Neonomicon) とは、アラン・ムーアの原作、の作画による全4号のコミックブックシリーズ。2010年から翌年にかけて米国のから刊行された。2003年にコミック化された小説作品「」の続編であり、同じくH・P・ラヴクラフトのクトゥルー神話を題材にしている。2015年から全12号の前日譚『』が出ている。2021年10月に国書刊行会から日本語版単行本が刊行された。 ラヴクラフト作品が暗に描いていた人種や性のテーマをクローズアップした作品だが、それらをコミックというメディアで具体的に描写したことで社会的な批判も受けている。2012年にブラム・ストーカー賞をグラフィックノベル部門で受賞した。