ニコラ・ファシオ・ド・デュイリエ(Nicolas Fatio de Duillier、1664年2月26日 - 1753年5月12日)はスイスの数学者である。ニコラス・ファシオ・デ・デュリエールとも表記される。 黄道光に関する研究で知られる。ニュートンとライプニッツの間の有名な微積分の発見者の座をめぐる争いで、論争に火をつけた人物として科学史に残っている。また時計の軸受けに宝石を使う方法を開発し特許を得た。