ニコラ・クレマン(Nicolas Clément、1779年1月12日 - 1841年11月21日)は、フランスの物理学者・化学者である。結婚後はニコラ・クレマン=デゾルム(Nicolas Clément-Desormes)と名乗った。 の同僚であり、を行った。2人は、一定の圧力と一定の温度で膨張したときの空気の熱容量に関連する気体の法則のガンマの正確な値を決定したことでも知られている(状態方程式を参照)。2人はまた、ヨウ素の研究を行い、ヨウ素が元素であると決定するのに重要な役割を果たした。この研究は、写真を発明するきっかけとなり、クレマンとデゾルムは、写真産業の初期の歴史に貢献した人物として認識されている。また、絶対零度の値を決定したのもこの2人の功績である。