ナチス・ドイツの国旗は、1935年から1945年までは、赤地に白い円を描き、その中にハーケンクロイツを描いたものである。白い円はアーリア人を表し、その中のハーケンクロイツ(スワスチカ)は、幸運の印であるとしている。ナチスの党旗とデザインや配色は同じであるが、たなびいた時の見え方に配慮してハーケンクロイツがやや旗竿側に寄っている。また旗の裏側では、旗竿側にハーケンクロイツが来るように表側とは左右が反対になっているが、両方ともハーケンクロイツは右回転になるよう、表と裏ではデザインが異なっている。