『ドナウ川のさざなみ』(ドナウがわのさざなみ、ルーマニア語: Valurile Dunării、ドイツ語: Donauwellen)は、ルーマニアの作曲家ヨシフ・イヴァノヴィチが1880年に作曲したワルツ。 1880年にブカレストのコンスタンティン・ゲバウアー社から出版された。 エミール・ワルトトイフェルが1886年ごろに編曲した版が1889年に開催されたパリ万国博覧会で演奏され、その哀愁を帯びた旋律、オーケストレーションの見事さなどから、東ヨーロッパの作曲家のワルツ作品としては世界的に有名になった。