ドゥケティオスまたはドゥケティウス(ギリシア語:Δουκέτιος、ラテン語:Ducetius、- 紀元前440年)はシケル人の指導者で、いくつものシケル人都市が連合したシケル人統一国家を作った。ミネーオ近郊で生まれたと思われる。ドゥケティオスに関する話は、紀元前1世紀のギリシア人の歴史家ディオドロスが記述しているが、これは歴史家ティマエウス(en、紀元前345年 – 紀元前250年頃)の著述に基づいたものである。ドゥケティオスはシケリア(シチリア)生まれであるがギリシア本土で教育を受け、シケリアのギリシア文化に大きな影響を受けていた。