トープス号事件とは、1954年6月23日にソ連船籍のタンカー『ト―プス』号が公海上で中華民国海軍によって拿捕・押収され、乗組員が拘束された事件である。乗組員の一部は1988年まで抑留された。なお拿捕されたタンカーの船名はロシア南部の都市トゥアプセ(ロシア語: Туапсе́; アディゲ語: ТIуапсэ; )に由来するものだが日本国内では英語読みした発音を音写したトープス号と表記するのが慣習化しており、本項もそれに従う。