デーンカルド、聖教事典(中世ペルシア語:デーンカルト)は、10世紀に成立したマズダ教的ゾロアスター教の習俗について記載した百科事典。残存するパフレヴィー語文献としてはもっとも長い。デーンカルド自体は経典ではないが、アヴェスターの失われた巻(2、3、4、7巻)に相当する内容を含んでいると考えられている。