ディポログ(Dipolog)は、フィリピン南部ミンダナオ島の北西部にある都市。サンボアンガ半島の北岸に位置し、サンボアンガ・デル・ノルテ州の州都である。2000年の国勢調査では人口は99,862人、世帯数は20,461世帯。バランガイ数は21。 面積は137平方km。南側は標高の高い山岳地帯であり、北はスールー海に面している。 ディポログは山岳部の野性の蘭と、沖合いの好漁場から獲れるいわしの缶詰産業で知られている。市のニックネームは「南部の蘭の街」である。市の北の海岸部には大通りができ、夜には若者や家族連れが集まる場となっている。 ディポログへはディポログ空港への国内各地からの空路、および近隣のダピタンに着く各地からのフェリー航路が便利である。