テセルの惨事(英:Texel Disaster)は、1940年8月31日の夜にオランダのテセル島沖でイギリス海軍の2隻の駆逐艦が沈没し、軽巡洋艦1隻と駆逐艦1隻が損傷を負った事件である。 敷設途中の無標識の機雷原に駆逐艦隊が入り込んだところで艦隊の駆逐艦1隻が大きな損傷を負い、この艦を救助に向かった僚艦のうちの2隻が沈没し、援護に行った軽巡洋艦1隻が帰路で同じように機雷で軽い被害を受けた。この事件では、死者が約300名でたほか、100名が負傷あるいは捕虜となった。