『ティジクン!』は、大柴健作画、横山雅彦原作による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2009年36号から2010年6号まで連載された。各話数はそれぞれ「第○○撃」という通し番号になっており、数字は漢数字で表される。 普段はただの高校生だが、夜は歌舞伎町で新宿最強の男「ティジクン」と呼ばれている主人公赤沢亮を中心に描いた格闘漫画。タイトルの「ティジクン」とは昔の沖縄で鉄拳を意味する言葉からとられた。 構想に2年を費やしており、大柴は「ティジクン!」の仕事を引き受けてから取材をかねて毎週空手を習っていた。第一撃が巻頭カラーで63ページ、第二撃も49ページという大々的な扱いで始まったのだが、人気が伸びず、アンケートでも常に最下位に近い順位を取っており、約5か月で打ち切りとなった。