ツノマタゴケ(角叉苔、Evernia prunastri)は、ウメノキゴケ科の地衣類。オークモス(oakmoss)とも呼ばれ、香水をはじめ香粧品の原料として利用される。また、地衣体をアンモニアで処理して得られる色素(オルセイン)は地衣染めに利用され、羊毛をプルーン(セイヨウスモモ、prune)のような色に染めることができる(‘prunastri’の語源)。