チヴィタ・ディ・バーニョレージョ(Civita di Bagnoregio)は、イタリア共和国ラツィオ州ヴィテルボ県バニョレージョに属する分離集落(フラツィオーネ)である。2500年以上前にエトルリア人によってつくられた都市であるが、台地辺縁部の崩落によってその上の建物が崩れる危機に常にさらされており、「死にゆく町」(il paese che muore)とも言われる。 300メートル程度の長さをもつ狭く急な橋を渡る以外に、この集落へ行く方法はない。 2021年の時点で、ユネスコ世界遺産の暫定リストに記載されている。